資料 07無料・A4横2ページ

エアライフルの飛距離・跳弾・バックストップ

弾が飛ぶ範囲と跳弾、弾を受け止めるバックストップについて図解します。

活用場面:有害鳥獣捕獲の安全研修、店頭での注意事項の説明

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2/2 講師・受講者用補足資料

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講師・受講者用補足解説

接地は停止ではない。弾を確実に止める場所が確認できなければ発射しない。

01姿勢で接地までの距離が変わる

銃身を水平にし、5.5mm ・18gr のペレットを270m/s で発射した例である。GA ・BC0.035 、15℃、1013.25hPa 、乾燥空気、無風、平らな地面とした。

02銃口高だけを変えた計算例

姿勢の例銃口高最初の接地
立射150cm約125m
膝射80cm約95m
座射50cm約77m
伏射30cm約61m

03低い姿勢にも別のリスクがある

低い姿勢ほど水平発射での接地は早いが、接地しても止まるとは限らない。土の地面でも石や硬い部分に当たれば跳弾し得る。跳弾は入射角・材質・弾の形や速度などに左右され、弾速だけでは判断できない。同じ高さの対象では、銃口が低いほど射線が上向きになる。

04最大到達距離は、実用射程とは違う

初速270m/s ・銃口高1.5m で発射方向を変えた試算では、18gr ペレット(GA /BC0.035 )は約570m 、25gr スラッグ(G1 /BC0.077 )は約970m となった。最初の接地までの距離であり、市販品の実測値・上限・安全距離ではない。

05BC は、空気抵抗による減速のしにくさ

BC (弾道係数)は、基準弾の抗力に対する弾の減速特性を表す。同じ抗力モデル・速度域なら、BC が大きいほど減速しにくい。GA とG1 は基準が違い、数値を直接比較できない。BCが高いことは、命中精度の保証でもない。

06計算の限界と、バックストップの条件

重力と抗力を含む質点計算で、BC を一定とした。風、地形、姿勢変化、跳弾は含まない。バックストップは、失中・貫通も受け止める広さ・厚さ・材質を備えた背景である。精度が低いほど着弾範囲は広がり得るが、高精度でも背景の確認を省けない。

飛距離・跳弾・上空からの落下を見くびらず、失中した弾の行き先まで確認する。

出典・参考資料

関連法令 銃砲刀剣類所持等取締法第10 条第3 項/鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律

計算:THE 38TUNES (2026-10-04 )、GA :サンバリ採用表、G1 :JBM 公開抗力表。BC 参考:HAM 実測資料。BC :Berger “Ballistic Coefficient” 。安全:環境省「捕獲従事者研修テキスト」第6 版 pp.52–55 /HSE AIS43 。

資料提供:38TUNES

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