狩猟・鳥獣・道具

初めてエアライフル猟に行く

出発前から帰宅まで、最初の1日の流れ

初めてエアライフル猟へ行く人向けに、持ち物、ハンターマップの確認、猟場での行動、安全確認、獲物の回収まで最初の1日の流れをまとめます。

最初の1日は猟場に慣れる

狩猟免許を取り、狩猟者登録をして、銃の準備もできた。

射撃場で実際に撃いて、ゼロインも確認した。

そこまでできたら、いよいよ実際の猟場です。

ただ、初めての狩猟では「何を持っていけばいい?」「どこを回ればいい?」「どんな服装がいい?」「獲物が獲れたらどうする?」と、分からないことがたくさんあります。

最初から猟果を求める必要はありません。

  • 猟場の雰囲気を知る
  • 地図と実際の場所を照らし合わせる
  • 安全に行動する
  • 自分の道具の使い方に慣れる

初日は、このくらいを目標にすれば十分です。

まず必要なものを確認する

狩猟へ行く前に、まず必要なものを確認します。

銃砲所持許可証、狩猟者登録証、狩猟者記章、銃、ペレット、ハンターマップなど、必要なものを忘れないようにしましょう。

このほかにも、狩猟中にあると便利なものがあります。

  • 双眼鏡
  • 距離計
  • クーラーボックス
  • 飲み物
  • 雨具
  • スマートフォン
  • モバイルバッテリー

水鳥を狙う場合は、仕留めた鳥をどう回収するかも事前に考えておく必要があります。

出発前にハンターマップを見る

初めて行く猟場なら、家を出る前にハンターマップを確認しておきます。

鳥獣保護区や銃猟禁止区域など、撃ってはいけない場所を把握しておくことが大切です。

現地へ行ってから初めて地図を見るのではなく、「今日はこの辺を見てみよう」という範囲をある程度決めておくと動きやすくなります。

紙のハンターマップも車に積んでおくと安心です。

最初は猟場を見るだけでもいい

狩猟というと、猟場へ着いたらすぐに獲物を探して撃つイメージがあるかもしれません。

ですが、初めての場所ではまず周囲をよく見ることが大切です。

農道の入り方、民家の位置、人が通る場所、道路、田畑、池、山の形などを実際に見て、地図と照らし合わせます。

「ここなら撃てそう」ではなく、「ここは安全に行動できる場所なのか」から考えるようにしましょう。

エアライフル猟にはいくつかのスタイルがある

エアライフル猟には、地域や狙う鳥によっていくつかのやり方があります。

  • 車で猟場を回る流し猟
  • ため池を巡る猟
  • 鳥が来る場所で待つ待ち猟
  • 歩いて獲物を探す歩き猟

最初から全部やる必要はありません。

自分の地域や狙う獲物に合った方法をひとつずつ覚えていけば十分です。

空気銃の流し猟|基本の流れと、道・車の注意点

車で回る時間がかなり長い

流し猟では、1日の大半を車で移動することもあります。

そのため、猟車は本格的な四輪駆動車でなければいけないわけではありません。

農道などを走りやすく、小回りが利く、荷物が積める、自分が運転しやすい車であれば十分な場合も多いです。

初めての場所では、無理に細い道や悪路へ入らないことも大切です。

服装は普通のアウトドアウェアでいい

エアライフル猟だからといって、特別な服装が必須というわけではありません。

動きやすく、寒さや雨に対応できるアウトドアウェアで十分です。

ただし、装薬銃のハンターも入る地域では、自分の存在を周囲に知らせることも安全につながります。

状況に応じて目立つ帽子などを使うとよいでしょう。

双眼鏡でまず確認する

遠くに鳥らしいものを見つけても、いきなり銃を出す必要はありません。

まず双眼鏡で確認します。

  • 鳥の種類
  • 周囲の状況
  • 人や建物がないか
  • 安全な方向か

こうしたものを確認してから次の判断をします。

狩猟では、「撃つこと」より「撃たない判断」の方が多いくらいでいいと思います。

距離も確認する

エアライフルでは、距離によって着弾位置が変わります。

そのため、獲物までの距離を把握することも重要です。

見た目だけで距離を判断せず、必要に応じて距離計なども使って確認します。

自分が射撃場で確認した距離や、自分の技量を超えていると感じたら撃たない。

最初は特に、このくらい慎重で問題ありません。

撃てる場所かを最後まで確認する

獲物を見つけても、それだけで撃てるわけではありません。

  • 鳥獣保護区や銃猟禁止区域ではないか
  • 道路や民家、人がいないか
  • 弾が外れたり貫通した場合、その先は安全か

こうしたことを確認します。

少しでも判断に迷う場合は撃たない。これが基本です。

獲物を回収するところまでが狩猟

獲物を仕留めた場合は、回収するところまで考えておきます。

特にカモなど水面にいる鳥は、撃ったあとに回収できなければ困ります。

場所に合った回収方法を事前に準備しておきましょう。

また、回収した獲物はできるだけ早く冷やします。

そのため、クーラーボックスと十分な保冷剤や氷を用意しておくと安心です。

初日は獲れなくてもいい

初めて狩猟へ行って、何も獲れずに帰ってくることは珍しくありません。

むしろ最初は、次のような経験ができれば十分です。

  • 猟場への行き方が分かった
  • 地図と現地がつながった
  • 鳥を見つけられた
  • 安全に1日を終えられた

何度か通ううちに、「この時間に鳥がいる」「この池はよく入っている」「ここは人が多い」といった情報が少しずつ蓄積していきます。

もっと詳しく知りたい方へ

エアライフル猟のスタイル、猟車、服装、双眼鏡や距離計、クーラーボックスなど、実際の狩猟で使う道具については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

🔰エアライフル猟入門(13) 狩猟に行ってみよう!

まとめ

初めての狩猟では、獲物を獲ることよりも、まず猟場に慣れることが大切です。

必要なものを準備する。ハンターマップを確認する。現地の状況を見る。

安全に行動できる場所かを確認し、判断に迷うときは無理をしない。

獲物を仕留めた場合は回収し、適切に持ち帰る。

そして、安全に帰る。

最初の1日は、この流れを経験できれば十分です。