狩猟・鳥獣・道具

ハンターマップをスマホで使う方法

38MAPでKMZを作ってジオグラフィカで運用する

都道府県のハンターマップを38MAPでKMZに変換し、ジオグラフィカで使う方法を紹介します。現在地確認、禁止区域の確認、トラッキングによる猟場の振り返りなど、狩猟でGPS地図を使うメリットと注意点を解説します。

ハンターマップをスマホで使う

狩猟では、鳥獣保護区や銃猟禁止区域などを確認するために、各都道府県が公開しているハンターマップ(鳥獣保護区等位置図)を使います。

紙やPDFでも確認できますが、実際の猟場では「今いる場所がハンターマップのどこなのか」がすぐに分かる方が便利です。

38TUNESでは、ハンターマップのPDFやJPEGをGPS地図アプリで使えるKMZ形式へ変換するWebアプリ「38MAP」を公開しています。

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38MAPで何ができる?

38MAPでは、都道府県が公開しているハンターマップを読み込み、地図上で位置を合わせてKMZファイルを作成できます。

KMZは、画像を地図上の正しい位置に重ねて表示するための位置情報を持ったファイルです。

作成したKMZをジオグラフィカへ読み込めば、通常の地図の上にハンターマップを重ねて表示できます。

  • 自分の現在位置をGPSで確認する
  • 鳥獣保護区や銃猟禁止区域との位置関係を見る
  • ハンターマップ上の境界を現地で確認する
  • 歩いたルートをトラッキングする

現在地とハンターマップを同時に見られる

GPS地図アプリで使う最大のメリットは、現在地とハンターマップを同じ画面で確認できることです。

紙の地図やPDFだけでは、現在地を自分で照合しなければなりません。

ジオグラフィカならGPSで現在地を表示できるため、ハンターマップを重ねておけば、猟場での位置確認がかなり分かりやすくなります。

特にエアライフル猟のように広い範囲を移動する狩猟では、現在地と区域の位置関係をすぐ確認できることは大きなメリットです。

トラッキングは狩猟技術の向上にも使える

ジオグラフィカでは、狩猟中に歩いたルートをトラッキングできます。

ログを残しておけば、帰宅後に「どこを通ったか」「どこで獲物を見つけたか」「どの場所を探していなかったか」を振り返れます。

特にキジ猟では、毎回の移動ルートや目撃地点を見返すことで、猟場の使い方や自分の探索の癖が見えてきます。

単なるGPSログではなく、自分の狩猟を振り返る記録として使うと、猟場開拓や狩猟技術の向上にも役立ちます。

38MAPからジオグラフィカへ入れる流れ

基本的な流れはシンプルです。

  • 最新年度のハンターマップを用意する
  • 38MAPへPDFまたはJPEGを読み込む
  • 地図上の分かりやすい地点を指定して位置を合わせる
  • プレビューでズレを確認する
  • 必要に応じて位置や分割数を調整する
  • KMZを作成してスマートフォンへ保存する
  • ジオグラフィカへ読み込む

38MAPでは大きな地図を分割して出力することもできるため、スマートフォンで扱いやすい形にできます。

位置合わせは分かりやすい地点を使う

KMZを作るときに重要なのが位置合わせです。

大きな交差点の中央や、形の分かりやすい橋など、ハンターマップと通常の地図の両方で同じ場所を特定しやすい地点を基準にするのがおすすめです。

川岸や海岸線、細かな林道などは地図によって描き方が違うことがあるため、基準点には向きません。

また、基準点を近い場所に集中させず、地図全体へ広く配置した方が位置を合わせやすくなります。

ハンターマップは必ず最新年度を使う

鳥獣保護区、休猟区、特定猟具使用禁止区域などは、年度によって変更されることがあります。

前年に作ったKMZがスマートフォンに残っていても、そのまま翌年も使わないようにしてください。

猟期前には必ず、その年度の都道府県公式ハンターマップを確認し、必要ならKMZを作り直します。

ファイル名にも「千葉県_2026」のように年度を入れておくと、古い地図との取り違えを防ぎやすくなります。

GPSやKMZだけを過信しない

スマートフォンのGPSには誤差がありますし、元になったハンターマップにも縮尺や作図上のズレがあります。

38MAPで位置を合わせても、境界線を数メートル単位で保証できるものではありません。

特に禁止区域との境界付近では、GPS画面だけでぎりぎりを判断せず、現地の地形や道路、都道府県の公式資料なども合わせて確認してください。

38MAPやジオグラフィカは、安全確認をしやすくするための道具であり、公式のハンターマップそのものに代わるものではありません。

ハンターマップを「見る地図」から「使う地図」へ

ハンターマップをGPS地図上で使えるようにすると、現在地の確認、区域の確認、移動ルートの記録、猟場の振り返りまで、ひとつの地図でできるようになります。

ハンターマップを猟期前に確認するだけの資料ではなく、実際の狩猟で使う道具にできるのがKMZ運用の大きなメリットです。

まずは自分がよく行く地域のハンターマップを1枚、38MAPでKMZにしてジオグラフィカへ入れてみてください。

詳しい使い方はnoteで

38MAPの基本操作や位置合わせ、GPS地図を狩猟で使う方法については、noteでも詳しく解説しています。

ハンターマップをGPSアプリで運用する 38MAP 基本操作編 38MAP 応用編